有機野菜を食べてみよう

有機野菜と無農薬野菜の違い 〜有機野菜〜

最近、有機野菜や無農薬野菜は、どちらも値段が通常の農産物より割高でも、好んで買う人が増えているようです。同じ身体と一生付き合っていくわけですから、少しばかり値段が高くとも、自然に近いものを取り入れて、自分の体を労わることに気付く人も多くなってきているのでしょう。

いずれにしろ、無農薬を使用せずに栽培を行う上では、同じように聞こえますが、実はちょっとした違いがあります。

まず、有機野菜は、国が定めた基準があり、それに合格しなければ、市場に有機野菜として販売することができません。その基準とは、簡単に述べますと、2年以上栽培する土に化学肥料や農薬を一切使用していないこと。これは、土の中に本来存在する、野菜や果物に有効な微生物をそのまま利用して、優良な土を作ることが条件となります。農薬や化学肥料を使用しないことで、土の成分が死なずに生き生きとした土を作りあげるのです。

そして、完全な自然状態の土を利用して、野菜栽培を行うので、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているわけです。有機野菜として、国から認定を受けている農産物は、JASマークが表示されています。

有機野菜と無農薬野菜の違い 〜無農薬野菜〜

有機野菜が2年間、まったく農薬や化学肥料を使用しないという条件であるのに対し、無農薬野菜は、農家が「今年から農薬を使わずに栽培を行う」ということを決心してスタートすれば、そこで育つ野菜は無農薬野菜と呼ばれます。
要するに、単に無農薬を使用しなくなった時点で、無農薬野菜として販売することが可能なのです。



農薬に関して、結構気になる方は、注意していただきたいのが、昨年まで農薬を使用していた農家が、今年から無農薬で農産物を栽培したからといっても、昨年使用した土をそのまま使うのであれば、その土の中にまだ昨年の農薬が含まれていることを覚えておきましょう。

つまり、無農薬と謳われた農産物でも、多少の農薬が含まれている可能性が大きいということになります。また、無農薬は、国の認定などがありませんので、一般消費者が、その出所を遡るのもむずかしいという問題点もあります。

よく身体に湿疹が出るなどの原因が、農薬ではないかと疑う人もいますので、そういう方は、有機野菜のほうが安心なのかもしれません。